今回は定期的に依頼をいただいている大阪の学習塾さんから床の張替え原状回復工事でご相談いただきました。以前から教室、受付など、年に一回ほど張替えをさせていただいていますが、今回は休憩室の床材の原状回復で依頼をいただきました。

今回はプリントタイルのなかでも東リのPWT521を使用しました。張替え前の床材はカーペットでしたが、ジュースの自動販売機があるため、飲料をこぼされた際の掃除のしやすさなども考慮され、今回はプリントタイルを選ばれました。

プリントタイルは高い機能性とコストパフォーマンスを兼ね備えており、人気も高い床材です。また耐久性・メンテナンス性の面から見ても長期間使用が可能な床材でもあります。今回は学習塾ですが、事務所やオフィスなどでも、プリントタイルを色分けすることで、これまでとひと味違った空間を演出できます。

まずは後々の手間を少なくするために、埃などの掃除をしつつ、カーペットをはがすところから工事を開始しました。オフィステナントの場合、床材をはがしたあとに糊が残っているため、接着が弱い箇所には糊を足しながら、プリントタイルを貼っていきました。

作業をする上でのカーペットとタイルの大きな違いは、壁や柱付近の床材のカット作業です。カーペットはやわらかく、切り取りが簡単ですが、プリントタイルは硬いため、あらかじめ大きさを測った上で、丁寧にカットしていきます。そのために原状回復工事完了までに少し時間をいただくことがあり、今回は休憩室を立ち入り禁止にさせていただき、1日で工事しました。

カーペットとプリントタイルを比較した場合、カーペットのほうが安価ではありますが、汚れやすいフロアや箇所は、今回のようにプリントタイルのほうが有効なこともあります。また、カーペットの寿命や張替えのタイミングはなかなかわかりにくいものですが、汚れやほころびが目立つ、つまずく、滑って転ぶ、などでお悩みの場合は、まずは株式会社きみひこまでお気軽にご相談ください。